2004-06-13

自分の耳を客席に置く、感覚

 待望の正式なれっすん1回目です♪     

 前回は今後れっすんを受けられるか否かもわからない緊張感と不安の中、あがって堅くなって、しかも「中国風」の癖がついていることを指摘されて混乱し・・・と本当に今考えると想像以上にひどい有様だったようです(ノ_-;)ハア…     
 さすがに今日は若干の緊張感はあったものの、自分らしく、そして先生に前回教わったことで老師の教えと合致することは安心して応用出来たので、少しはマシに歌うことが出来たようです。    

 まずは発声練習から。    

 私がU母音が得意(というか一番まとも)と話したので、U母音とA母音を交互に発音しながら単音での発声練習。    
 A母音とE母音と交互(ex.A~E~A、E~A~E=特にAよりEから始まったほうが私は良いらしい)に単音での発声練習。    

「前回も話したように、華の良い香りを鼻から吸ってお腹の真ん中へ食べるような感じで」    
「けれども八分目、思いっきり吸わないで」    
「微笑みつつ、素晴らしい景色の中に声を舞わせるように」    
「遠くへ声を投げかける感覚で」    
「声を上ずらせず、音をしっかり安定させて」    
「耳できちんと音を取って」    
「声を最後までしっかり伸ばして」    

 大体は何回かでOK(現段階での)をもらったものの、「声が上ずる」「音をしっかり聞き取って出す」がちょっと。。。。訓練が必要です。    
「声が上ずる」原因は、前回「中国的な声を出す」と注意された音にならないよう「喉・声帯に力を入れすぎないよう」気をつけすぎ、「下顎を引ききっていない」疎かになってしまったみたいです。本当極端な私ε=( ̄。 ̄;)フゥ    
 そのため、しっかり「頸椎を伸ばし」「下顎を引いて」音を出したあとは何とか大丈夫でした。    

 問題は「耳で音を聞き取る」ことで、これはもう中国でついた癖です。    
中国では2年間だし、と自宅ではピアノを用意せず怪しげな(^_^;)キーボードで練習していたので、音のキィが微妙にずれているんだと思います。。。。あぁお金をけちったために★     
 こればっかりは後悔してもどうにもならないので、今後自分自身でしっかり治していかねばなりません。    

「A母音よりはU母音、E母音が良い」    
と指摘されたのですが、どうしても自身の中に「A母音は自信を持てない」手探り状態があるため、まずその気持ちから払拭しなければならないと感じています。    
 私としては、U母音・E母音の場合は    
「鼻の周りを上げ(微笑み状態)、下顎を引き、舌も平らかで」    
「顔~頭の天辺・額・鼻筋・鼻・唇・下顎~縦ラインに声を集中させて前へ出す」    
の感覚が掴みやすいので、これを元に自身で練習していこうと思います。    

 発声練習の最後は、全母音(ex.I~A~E~O~U、U~A~E~O~I)    
前回が嘘のように声が出ます(^-^;) やっぱり緊張&あがっていると、顎も上がるし上半身にも力が入るし、表情も硬いので良い声は出ないんですね。。。    

「ただの発声練習ではなく、イメージを作って音楽的に」    

と指摘された後は、その気になりやすい私・・・目の前に夕張山の花畑(あれはカタクリの群生だった)イメージでその気になって(^▽^;)ノ歌ったら、大体OKもらってしまいました♪最初からやろう(A^.^;)     


 歌は2曲やったのですが、先生には前回    

「歌詞をしっかり読み切ること」    
「発音をとにかく気をつけること」    

など指摘されたことを自分なりに考え、練習していったのですが・・・・・    

「イタリア語の発音が全て中国語訛りになっているΣ( ̄ロ ̄lll) 」    

 例えば「tuoi」という発音を「oi」の間に「a(中国語ではe)」を入れてしまうとか、「o」の発音が「a」に近くなってしまうとか_| ̄|○     
 先生曰く    
「日本人も日本語訛りのイタリア語ですからね。でもイタリア語が例え話せなくても、発音はしっかり出来なきゃダメよ」    
とご指導頂きました。    
 きっと生粋の日本人なのに「中国語訛りのイタリア語」で歌うのは私ぐらいに違いない(T△T)     

 取り組むべき課題がたくさんあって嬉しいです(;'-')o☆     


「歌はイメージすることが特に大切だからね」    
「自分の耳を自分から取って観客席に置くような感じで、客観的に確認することが大切よ(発音もメロディもテンポも音も全て」    
「口の中にしっかり空間を空けて(皮膚のすぐ裏側?)、口の周りの筋肉を柔らかくして動かすことがもっともっと必要」    

の3点が、今の自分の大きな課題になりそうです。      

 また    
「喉・声帯がとても強いのね。だから喉の力だけを使って音が潰れてしまうことがあるのね(~老師には「喉が弱いからもっと鍛えなきゃいけない」と言われた)」    
「声は広がらず、まとまっている(~老師には「広がっているので、もっともっとまとめなければいけない」と言われた)」    

と先生にはおっしゃっていただいたので、北京で今まで注意されていたぶん嬉しかったです♪     
もちろん「喉の強さに依って」音を潰す癖も今後注意して壊滅☆していきます(*'-')o☆ やっぱり「下顎を引きすぎ」るとなるみたいです。。。。極端なんだよ。。。(>_<)     
括弧に書いたように、老師に注意された旨を伝えると    

「それはやはり”中国的”な求められている声なのでしょう」    
と推測・・・それとも、老師にそう指摘されて練習&訓練してきたからこそ少しはマシになってきたということなのかもしれません。    
 けれど先生でも、私の長年の疑問    
「私の声が”広い(中国語で”寛”)」    
はわからないそうです。。。「そんな感じは無いけれどね~?」。。。中国での音楽用語なのかしらん??    

 今回のれっすんで一番嬉しかったことは    
「声を前に出すこと」    
「下顎を引くこと」    
を殆ど注意されなかったことです。    
これはこれは!老師の訓練の成果が出ているのだろうか♪と嬉しくなってしまいました(*^-^)。。。ただ強調しすぎると「また中国的・京劇のような声」となってしまうようなので注意せねばなりません(;^-^A     

 それに前回の「重傷だわ」という言葉よりは一歩進んで(余程前回の声がひどかったんだろう;^-^A)、    

「表情がとても柔らかくなって良くなったし、声も伸びていたわね。後は耳で音を捉えること、テンポだけど・・・訓練すれば、ね」    

とおっしゃっていただけました♪     
 音の微妙なずれは、もう中国でついた癖なので直すしかありませんし、テンポはもともと自分の感情の流れに任せて微妙に変えてしまう癖があり(ピアノもそうだし)、老師にも少し指摘されていたことなので・・・・次回まで出来うる限り直そう☆     

 今日のれっすんで得た大きな事柄は、先生と老師の指摘することの「共通点と違い」がわかったことです。    
 これがわかれば、自宅での練習のやりようも掴めるため、今日のれっすんでようやく日本でのスタートラインに立てた!と実感しました(まだまだスタート☆)。    

 後は今日のれっすんを踏まえて自分の課題を見つめながら練習をしていき・・・・どうしようイタリア語習おうかなぁ(;^-^)自分でやって中国語訛り直るかしらん★     

 次回は7月3日。    
 不思議なことに、間が空いても今日習ったことを感覚を忘れないぞ☆という自信が出てきました♪少しは成長しているのかな・・・それとも過信かな・・・次回はっきりするだろうな☆     

 先生のれっすんは、前回先生がおっしゃったように「妥協しない厳しい」れっすんでした。しっかり基礎の基礎から固めていってもらえるようなので、とても嬉しい☆です♪     
 でも、2年弱老師に徹底的に母音・発声を習ってなかったら、今そう思えたかどうか難しいところです。凄いな!