2004-02-28

歌は遊びだ。

 いよいよ今日を入れて、れっすんは残り2回となりました。寂しさを感じるものの、それ以上に少しも疎かにすることは出来ないと緊張感が高まります。     

 結局のところ、最後までの課題は     

「口の後ろを絶対に開けない・上げない。口の奥は車のトランクのように喉へ向って押し下げ、反比例するように顔の前面は上げ、顔の前で歌う」      
「鼻は空洞になっているような感じ」     
「口からは竜巻のように声を出す」     
「口は縦に細長く。絶対に横に広げてはいけない。細く細長く開いた口からは、太陽の光のように声を出す。」     
「下顎を喉の縦ラインが硬くなるまで引く。上は鼻の下の米粒・鼻から髭が真正面に生えていくような感じ」     
「喉は飲み込むように。絶対に喉・舌を上げないこと」     

「頭は上げすぎず、下顎が上がったり顔が前へ出ないように、首をしっかり上へ伸ばし顎は気持ち少しだけ上げて”上唇も下唇も吸収されてなくなる”ような感じ」     
「『U(ウ)』母音に全ての母音・音をつなげるように歌う。全ての音は『U(ウ)』母音が細長く縦に開く大きさが変わるだけ。横には絶対に開かない」      

「低音は、下顎が喉・胸に埋め込まれるようにしっかり引き(女性らしい声に気をつけ)、不安定な中味の無い音にしない。そして声は前に(鼻の米粒を忘れない」     
「2点D~Eは、喉を飲み込むように・喉をしっかり閉じる(下顎から喉にかけて”漏斗”のように、下は『O(オ)』母音」     
「両頬・唇を両側から板で挟まれて、前に引っ張られているかのように意識し、口の中に”空間は無い”という感覚を忘れない」      
「鼻の”米粒”から、たくさんの髭が前へ向って勢いよく生えていくように、声は密集・集中させて前へ出す」     

「下顎・喉の縦ラインが硬くなるまで引くこと、鼻の米粒から髭が前へ生えるように、喉を飲み込むように、口の中に空間は無く、細く細く縦に開いた口から、太陽の光のように外へ声を出し、腰・背中・首の後ろから頭に向って引っ張られていく感覚」      
「力を使わない。運動選手のように思いっきり歌わない。軽く。自然に。80%の力で。ただし集中させ、前へ出すことは忘れない」     

「歌曲はオペラと違って、力いっぱい歌わないように。口を開けすぎず、軽く歌いなさい」     
「歌曲だけは、あまり考えずに歌う。”どう歌うか”等と考えて歌うと病人が歌っているようだ(笑)」     

「軍人のように姿勢を作ったり硬くして歌う必要は無い。手・腕を硬くするな(私は手がいつも硬直するので)。歩きながら、遊びながら、楽しみながら歌えるようにしなさい」     
「自分をもっともっと解放しなさい」      
「歌は遊びの心が大切だ。楽しんで生活を送ることが出来なければ、良い歌を歌うことは出来ない。」     
「何よりも身体を大切にしなさい。健康になりなさい。歌うために他の仕事をしてはいけない(私の性格と健康を老師が見て・・・の言葉です)」     

「口の奥を絶対に上げないように。それで全ての歌は終わってしまう。下顎が引けて、喉のラインを硬くすることを忘れず、顔の前面で歌うことが出来れば、理論など関係無い」     

 後は何より     
「100%の力で声をあてない。ぶつからない。歌わない。そして美しく。蝶や花びらが飛ぶように。美しい花園にいるかのように、平静・穏やかな心境で円のように。声も顔も人格も美しくいることが大切」