今日を入れて、残りあと6回のれっすんとなりました。ますます真剣に臨んでいかねばなりません。
「日本に帰国後、間違った方向へ進むよりは、今のれっすんでどんどん間違いをして自分の苦手なところを出し指摘された方が良い。思い切ってやりなさい。」
との老師の指導です。
今日も高音から中音~低音へ流す練習と。前回までとすっかり変わった音になった(良くなった)と言われ、だいぶ嬉しいです♪ここ数回で、頭と身 体でわかってきた感覚が大きいので、それを試し歌い、間違っていないと認められてきたので安定してきたのかもしれません。
「声は絶対に顔の前面、鼻の下から鼻筋の横・眼の涙腺のところ、眉間の間の硬い部分だけを使って歌うこと」
「顔の外側・皮膚は動かさないこと。顔の中味・皮膚の内側の硬いところを平均的・平行に上げること。絶対に顔の柔らかいところを上げてはいけない(私の感覚:鼻の下の硬い骨が鼻筋のすぐ横を垂直に上げていく感じ」
「口の奥・喉の方を上げてはいけない。奥歯を上下の間を空け、顔・上顎を上げるのは良いが顔の後ろを上げる以上に顔の前面・固いところを上げること」
「下顎は舌・下顎と共に平均・平行的に下げていくこと」
「下顎は喉・おなかに埋め込むように。喉の一点の硬い部分を忘れず、柔らかいままでは声が空洞になってしまう」
前回のれっすんで、「低音と中音と比べ、まだ高音が”全力”で歌っているように感じる」と指摘されたので、今日は「もっともっと自然に歌うように」とますます気をつけた成果が出たようです。
「高音は鼻の点、眼と眼の間から生まれるように~細身の刀を振り下ろすように、外側へ向って出す」
「鼻筋のすぐ横、縦のライン2本から自分の顔の外側へ三角形を作るような感じで、声は顔の外側で出しているような感覚で歌う」
「『U(ウ)』母音の感覚を忘れずに、全ての母音を近づけるように歌う」
「Porgi amor~」を今日は時間をかけて見てもらいました。
「A(ア)」母音(下顎の引き方~中音から高音への変わり目がまだ怪しい)、「I(イ)」母音(低音がまだ胸をならしがち)には少し課題がありつつも、殆どの母音が老師にOKをもらえるようになったため、アリアの声もしっかり変わってきました。
「熱い餅が口の中に入って、吐き出したい感じで口を開ける(一つ一つの歌詞を歌う~下顎を下げる)」
「喉の硬い点を絶対に無くさない」
「顔の前面・硬い部分だけを使って歌う」
「声を絶対に広げない。どこまでも集中。」
「鼻の下に米粒があって、その大きさだけに固めて声が出るように」
「顔・目の前(顔から手のひらくらい離れたところ)で細い縦のラインだけ、上と下にそれぞれ声が出るような感覚」
「最後のクライマックスの高音で伸ばすところはピアノで、音が自然に消え入るまで伸ばす」
私の声質は「スピント」ですが、老師について(特に最近は)だいぶ軽く歌えるようになりました。
もちろん声質自体は未だ重いのですが、「響きよりも音色」「音量よりも音色」を追求する老師にとっては「美しく歌う」ことが最重要課題なため、も ともとの私の歌い方であった「低音を胸に響かせる」「太く重く歌う」ことは「スピントの欠点」だけを増長させるだけだったのです。
この軽さ、音色の追求と、音量・響きを追求しないこと(老師の持論「音色を追及すれば、音量と響きは後から付いてくる物だ」)、
「顔の前面で声を出す。顔の硬い部分だけを使って歌う」
「下顎をしっかり引き、喉の硬い点を無くさない」
「声は縦にピアノ線くらいまで細く集中させ、上と下それぞれに上げ下げするだけ」
「これだけは絶対に日本に帰国しても忘れてはいけない。例え少し道から外れても、すぐ本道にもどることが出来るように、今のうちに自分の弱点をよく知り、克服できるようにするのが残りのれっすんで大事なことだ」
これらの老師の注意を踏まえた上で、次回火曜日のれっすんに臨みたいと思います。