2004-02-17

舞台でレッスン♪

 今日はなんとなんと♪舞台でのれっすんとなりました。いつも歌劇院のれっすん室か録音リハーサル室でのれっすんだったのですが、今日は歌劇院の方々が録 音作業があるとのことで、使えず・・・・急遽300人収容出来る舞台で(小ホール並みですが、オケの場所もあり客席が少ない以外はきちんとした舞台)の れっすんとなりました(^^)      
 老師曰く     
「ここはきちんとコンピュータ設計をしたので、しっかりと前へ響く通る声で歌わないと、上へ声が吸収されて客席まで聞こえないつくりになっている」     
と・・・。そのとおりで、以前ここでれっすんをした時は(1年前かな?)全くといってほどきれいに客席に届かず★すぐれっすん室へ直行させられたという苦い思い出も(-_-;;;     

 ここ最近、声の出し方、身体の使い方、顔や喉の筋肉・下顎の使い方を自分自身、身体でも頭でもわかってきたことと、前回老師に指摘されたように     
「前回までに注意されたことは全て意識してれっすんの第一声を歌う」     
を気をつけているので、自分でも惚れ惚れとするような(笑)声が舞台に・・・♪もちろんたまに「あ!」という音もありますが、だいぶ少なくなってきました。     

 高音から中音~低音へと音を流す練習から。     

「低音はしっかりと下顎を指で喉に押し込むような感覚を忘れず」     
「下顎を埋め込むことで、喉の一点が硬くなるのでその硬い点が無くなると良い音は出ない」     
「高音は耳の関節の継ぎ目から鼻の前でがっちりぶつかる感覚を忘れず」     

 「I(イ)」母音の練習。     
「『I(イ)』母音は他の母音よりも、目の前の細く長い線を意識する」     
「後ろの腰・背中から嘔吐するような感覚」     
「前は顔の前面にぴたっと木の板をつけられたような感覚」     
「下顎は喉・お腹に埋め込むような感じ」     
「鼻の下には横に爪楊枝が刺さっているような感覚」     
「爪楊枝とは別の棒が横にあり、高音になるごとに平行のまま上へあがっていく感覚」     
「それとともに、下は舌と下顎が平行に下がっていく感覚」     
「上も下も歯が見えるように。上の歯は爪楊枝で上に向けてほじっているような感覚」     
「鼻の横に縦・上に細いねぎが生えているような、細かな細い線が眉毛に上がっていく感じ」     
「上にも下にも唇を中心に、ファスナーが開くように細い亀裂が入るような感じ」
「舌の先は鋭く尖り、そこで『I』を発音する」     

 「U(ウ)」母音・「A(ア)」母音の練習。↑の注意に加え、     
「低音に行く時は下唇が『生まれたての子猫を手のひらから地面に下ろすように』軽く自然に外へかえす」     
「高音に行く時も低音に行く時も、上唇が鼻の頭へくっつくように意識する(本当にくっつくわけではない)」     
「『A(ア)』母音の時は特に、上は『A』を意識し、下唇・下顎・喉は『O』を意識する」
「喉の中は両側から風船を押すように、その細い縦のラインに声を通す」     

 今日は老師にちょっと嬉しい褒め言葉をいただきました♪      
「美妙:めいみゃお!(訳:妙なる美しさ」と何度も☆遊びに来ていた歌劇院の職員の方にも褒めていただいたので、だいぶ嬉しい^^ その方へ老師が私を「日本人の友達」と説明しながら     
「最近は『ピアノ、ピアニッシモ』をとても美しく出すことが出来るようになったのに、日本に帰国後はひどかった」     
と言われ。。。。今教わり身に付いたことをしっかり忘れないようにせねば!!と強く思いました。     
 やはり日本帰国後も最低週1回のれっすんは欠かせないと老師も断言するし、私も思うのですが。。。老師にも最初弟子入りを頼んだ時「最低でも週 に2回はれっすんしなくては意味が無い」と言われたし。。。歌だけは一人で出来るものでは無い、とこの老師についてから強く実感しています。特に今の私 は。     

 今日のれっすんで、最低でもしっかり体得しなくてはいけないことは     

「唇からポケットのファスナーが開くように、上にも下にも細い亀裂が縦に入るように音を出す」     
「背中から嘔吐するように、前は何かが顔にぴったりくっついているように、前と後ろから木の板で自分が挟まれているように声を出す」     
「上も下も同じように平行に平均的に上へ上げ、下へ下げていくこと」     
「上顎は車のトランクを閉めるように上顎の後ろ(喉のほう)を押し付けるように下げる。絶対に口の後ろを上げない。後ろで響かせない。」     
「下顎はリラックスして、指で押すように喉・お腹に埋め込める~喉のある一点を硬く」     
「下唇が『生まれたての子猫を手のひらから地面に下ろすように』軽く自然に外へかえす」     
「上唇が鼻の頭へくっつくように意識する(本当にくっつくわけではない)」     

 あ、最低でもがたくさんある・・・・^^;     
 最近1時間半のれっすんが終わっても、身体も喉も全く疲れないのです。汗かくわけでもないし。音量は今までにないほど出ているのだけど・・・不思議ですね。老師に言わせれば「それがベルカントだ」ということなのですが。     
 今日舞台で歌い、自分の声がよくわかりちょっと、いやだいぶ嬉しいです。次もここで出来ると良いんだけどなぁ・・・無理かな(笑)。