2003-12-06

忘れたら承知しないぞ!

 なんだかれっすんごとに、老師の厳しさが増す気がする今日この頃です。    
 今日は本当に厳しかった。。。。。上に、鼻の下を思いっきりつままれ続けちょっと痛い(笑)です。その代わり、声は段違いに良くなってきているのでやはり老師は素晴らしい教師・師匠です☆     

「今日もひたすら”A(ア)”をやる!」    

と老師に宣言され、2時間発声練習。    
 なぜここのところ「A(ア)」の母音ばかりず~っとやっているのかと言えば、    
「ベルカントは母音が全て」    
だからです。    
 イタリアオペラは『子音を軽く発音し母音で歌うオペラ』なので、母音発声の基礎が出来ていなければ、歌をいくら練習しても良い歌は歌えないとのことで。。。。    
 また、今は感覚が掴めてきているため、ここを逃すと・・・という気持ちから老師が重点的に行っているようです。    

 ここ数回のれっすん。。。特に今日の声は、周りで聴いていた人たちによれば、今までの私の声とは違うらしいです(笑)。よりCDで聴くような” オペラの声”になってきているよと言われたのは嬉しいのですが、まだまだ不安定であり体得出来ていないので、舞い上がり過ぎないように注意注意☆(でも嬉 しいんですがw)    


 今日は「顔の全面で歌う~皮膚一枚で歌う~」ことが、どこを意識すれば歌うことが出来るのかが、より自分でわかってきました。    
「U(ウ)」母音の場合は、もう自分でもどう説明して良いかわかりづらいほど、自然に出来るのに、なぜか「A(ア)」母音だけが!!日本人特有の口の後ろでの発音になっていた今まで。    
 老師に「ため息をつくように」「あくびをするように」などと言われても。。。日本人の「ため息の仕方」「あくびの仕方」と中国人・イタリア人は 違う!!と思うんです!!そのため「ため息」「ため息」言われ、その通りにやっても違う(一緒に来ていた彼もやってみて、老師に違うと言われたので『日本 人風ため息』と断言して良い気がする)と言われ。。。。結局「日本人風ため息」を頭から忘れ去り、「イタリア人風ため息」が出来るように試行錯誤しなけれ ばいけなかったわけです。    

「『A(ア)』の母音は、唇と顔の前を上げて、喉は下に下げる!」    
「下顎は引いて、下顎の付け根は耳手前の関節に上へ押し上げる感じ」    
「横から考えると、耳手前の関節から唇の先にかけてラッパや花のような形になっている」    

 これらのことをず~っとず~っと言われ続け、気にすると全て声が奥まり思いっきり怒られる始末。。。。で、前を意識した時だけ良い!と言われるので、私の場合もう後ろがどうなっているのか、考えることをやめにしました(笑)。考えれば考えるほど出来ないので★     
 で、意識したのはどこまでも前!    

「U(ウ)」の母音はもう身に付いているので、その発音方法を意識したあとは    
「鼻筋の両脇、小鼻と眼の中間くらいに穴があいている感じで、そこから声が出ているような意識を持ちつつ、段々上昇気流のように上がっていく感じ」    
「腰の後ろと背中の後ろ(横隔膜の辺り)、足の親指からかかとで、踏ん張る!!」    
「下顎と口はリラックスして、舌は出来る限り自然に平らにする」    

 これが、全て上手くいった時に、老師の望む    

「喉に全く力の入らない、顔の全面で声の響く(奥まっていない声)歌」    

が歌えました☆ が。    

「口の後ろが、どうなっているかわかっているか?感覚がわかるか?」    
と聞く老師に「わかりません」と正直に答えたのが悪かった。。。。(笑)。それからまた一からやり直し。。。なんですが、でも後ろ意識すると出来なくなるんです~っと説明してもダメだった。。。    

「下顎の付け根は上に、上顎(口の後ろ)と喉は門が閉まるように(わかりやすく言うと、車のトランクを閉めるように)下げる感覚を次のれっすんまでに掴んで来い!!」    
とのお達しを受けました。。。3日後までの宿題です☆     

 でも。。。。。この声が出来て最後に歌った歌は、それは自分でも惚れ惚れ(本当はしてはいけないんだろうけど・笑)するような声に変身していて。。。。自分でこの変わりようを思えば、厳しいれっすんがなんだろう?いくらでも練習するぞ~っと思ってしまうわけです♪