2003-12-04

自信を持つ☆

 今日は記念すべき一日です☆感動と興奮で眠ることが出来るのか??本当に嬉しくて嬉しくて涙がこぼれそうなれっすんでした。     

 私はいまだ風邪が完治していなかったのですが、それよりも今日は老師がだいぶひどい風邪を引いたようで、こんなにしんどい身体でもれっすんに付き合って頂けることに感謝☆でした。     
 私にいつも「試験が間近とは言え、焦るな」を繰り返す老師ですが、私に教える時間が段々少なくなっていくことに、一番焦りを感じているのは老師なのだと思います。     
「日本に帰国する前に、全ての母音を身に付けさせる!」     
と断言されました。今以上に真剣に、老師にれっすんに向かい合っていかねばなりません☆      

 今日もひたすら「A(ア)」の母音。とにかく、今日の老師は大変!!に厳しくスパルタのれっすんでした。怖いけれど嬉しい反面、なかなか出来な い自分が本当に悔しくて悔しくて。。。。。いろいろ考えれば考えるほど、深みにはまって違う方向へ行ってしまうという悪循環★      
 あまりに老師に言われすぎ、自分でもどうしたら良いか本当にわからなくなるほど混乱してしまうれっすんでもありました。火曜のれっすんで感覚を少し掴めたために、自分なりに良くしようと思って工夫したことが全て、「我流」の悪い方向へ行っていたのです。     
 あまりに出来ない私に、基本を思い出させようとしたのか、もう一度「U(ウ)」の母音を練習させられました。その時の老師の言葉。     

「ほら!美しいだろう!!あなたの『U(ウ)』の母音の歌声は、私の生徒の中で1番だ。この歌劇院の中でさえ!出せる人は限られている!日本にだってそうはいないだろう!!それなのに!なぜ『A(ア)』の母音になった瞬間、崩してしまうんだ!!」     

 怒られているのですが、あまりの嬉しさに涙がこぼれそうでした☆老師の生徒さんの中でも1番、ということは歌劇院のプリマドンナの一人と比べて も。。。なので。こんなにはっきりと認めてもらえたのは初めてだったので、今まで日本帰国後。。。や日本でのレベルが。。。と悩み、不安でいたことが吹き 飛んでしまうほど、しっかりした自信になりました。     
 けれどもちろん、そんな感慨にふけっている間はなくw     

「『A(ア)』も他の母音も全て!『U(ウ)』の母音と同じなんだ!!     
『違う発声方法』『違う口形』『違う響かせ方』     
 といろいろ頭でいろいろ考えるな!     
『全て同じ発声方法、口形、響かせ方』なんだ!     
『A(ア)』は『U(ウ)』よりも、下顎と舌が『ほんの少し』リラックスしただけだ!!     
 他に必要なことは     
『唇の先で歌うこと』『鼻の下と鼻筋、額が薄く皮膚が響く』『歯が口の外へ反り返っていくように』感じることだけ!     
『歌う前に身体を準備』しては絶対にダメだ!     
『自信を持て』!出来るのだから!」     

 老師の言葉は本当に不思議です。それで本当に自分が出来てしまうのですから。。。。風邪であっても、喉声にも風邪声にも鼻声にもなることなく、美しく響く声で自然に歌えるってなんて素晴らしいのでしょうか!!     

「声は絶対に音量を出そうと思うな!!物凄く小さな小さなけれど竜巻のような音で充分だ!音量は後から自然についてくるものだ!!」     

 との指導を元に、リラックスした喉と身体で出すピアニッシモは、本当に自分でも感動する声でした。なぜあれだけの音量しか出していないのに、部 屋中・外にまで声が響くのでしょうか。ピアニッシモのはずが、出る声は大きな響きなのです☆ピアノまで共鳴しているのですから☆      

 私が「A(ア)」の母音を出来ない一番の理由は、出来ないことから気負いすぎて、喉が上へあがってしまうこと、身体が硬くなってしまうことも一因でした。今日は最後のほうに掴めたとはいえ。。。これを身体に覚えこませるにはまだまだ。     
 まずは「自分には出来ると自信を持つこと」。なんたって尊敬する師匠が初めて認めてくれたのですから!!     
 しかも     

「今日出た『A(ア)』の母音は、どんなオケの演奏でも貫ける声だ。舞台でも充分響いて観客に届く声だ。」     
 とも認めてもらえました!ただ     

「声は前で響かせることが出来るようになったものの、『一流』を目指すならまだまだ!」     
とも。。。もちろん!目指しますとも!「一流」を!!このれっすんで掴めたことを、今日だけのまぐれ。。。。なんてことにならないように、今以上に努力していかねば!!そして     
「身体と喉をどこまでもリラックスし、いつでもどこでも、どんな時でも『ポーン!』と自然に話すように歌い始めることが出来ること」。     
 これが次のれっすんまでの宿題です☆。。。。。明後日まで!?