2003-02-18

「ラ・トラヴィアータ」椿姫~ヴェルディ

 ~ 監督:李丹丹  出演:中国中央歌劇院
♪♪
♪ ストーリー ♪ 
 19世紀パリ。高級娼婦のヴィオレッタは病身ながらも夜会に明け暮れる日々を送っている。そんな彼女が純真な心を持つ青年アルフレードと恋に落ちる。
そしてパリ郊外の別荘に一緒に暮らすことになったが、アルフレードの父ジェルモンが娘の縁談に差し支えるので別れてくれと頼みに来る。
泣く泣く承諾するヴィオレッタ。事情を知らないアルフレードは、彼女に裏切られたと思い復讐を誓う。
パーティで再会するとアルフレードは公衆の面前で彼女を侮辱。
 やがて病気も重くなり財産も使い果たした彼女のもとへ全てを知ったアルフレードが来て謝りやり直そうと話す。
ヴィオレッタも立ち上がろうとするが息を引き取る。
♪ 感 想 ♪
 観てきました!!これは私の師匠である李老師監督です!!
チケットは総監督である老師にお願いして。。。ちょっと期待してたんだけど、なんと!(やっぱり?笑)一番安い席の値段で5倍の値の席をもらってしまった♪
だからオペラグラスなんて全然いらなかった♪

 場所は天橋劇場。ここはオペラをやるに程よい大きさ&きれいさの劇場♪
中国中央歌劇院も(軍を抜かせば)中国一の歌劇団!オケも国家のだから、そこそこ。
中国は弦楽器はレベル高いです☆一応指揮者も有名らしい。

 まず、さすが中国!さすが国家の歌劇団!
舞台美術が豪華だ。。。。美術が本当に素晴らしい☆金惜しんでない☆この舞台芸術を観るだけでも価値あり!!衣装もさすが!きらびやかだ。。。
 2幕2場ではバレエを導入していたんだけど、中央歌劇院は中国中央バレエ団も併設しているので、素晴らしい踊り☆

 で、本題。
 いやぁ。。。。序曲びっくりした!!めっちゃひどい★「おいおい大丈夫か・・・」と手に汗握ってしまったくらい。しかも1幕の合唱もひどすぎ。。。
老師がこの日のリハで「声が枯れるくらい怒った」のもわかる気がした★
一人知ってる人がいて(ドンドコドンの山口そっくりなのだ)「気取ってないで頑張れよ~」と密かに声援。

 でも、小澤征二&浅利慶太の「蝶々夫人」も1幕は皆(ピンカートン以外)声が出てないし良くなかったし。。。。
始めは調子出ないもんかなぁ???皆夕食食べすぎ?

 2幕以降は調子を取り戻してきたのか、どんどん良くなってきて、オケも「好!」(指揮者の好みなのか、物凄く低音を聴かせた演奏なんだよね)。
で、2幕2場の合唱は打って変わって好かったのでほっとした(笑)。
 ヴィオレッタは今中国ソプラノでは最高峰にいる人。国家一級演員。
確かに物凄く上手い☆高音がとてもきれいで、ピアニッシモからフォルテに伸ばしていくところなんて「おぉ~っ」てな感じ☆特にアリアは自信たっぷりに歌い上げていた。
 だから?オケを無視して歌ってた(笑)。というかオケがマイペースと言うべきか。まあそんなの気にならないくらい好いアリアだったんだけど(笑)。
 アルフレードは、中国では人気がある広州出身の人。上手いんだけど、演技力(声の)がイマイチでしょっちゅう老師に指導されていた人。
その甲斐あってか、だいぶ好くなってた☆
ただし、最高音に自信がないせいか、「ガクッ」ってとこが一個あった★アルフレードのバカっぷりはよく出てた(笑)。

 アルフレードパパはね~一押し!!
彼はドイツに留学し、ウィーンの国際コンクールなど(名前忘れちゃった)で1位を取ったり。。。と結構勉強家。で本当に好い声&演技派!
まだ30になるかならないか、なのにアルフレードよりバンバン声が響いていた。アリアでは「ブラヴォ!!」の連発☆
彼とヴィオレッタの二重唱は最高☆だった。

 アンコールでヴィオレッタの次に大歓声だった♪私たちもバシバシ拍手を贈ってしまった☆

 全体的に(1幕を抜かして)とても良かった☆最後、3幕なんてついつい涙が。。。と思ったら、周りも結構涙ぐんでたりして。
老師の演出の、最後ヴィオレッタが死ぬところが劇的すぎて、ものすっごく可哀想だった☆

 いやぁ~好いもん観ました♪ヴェルディいいな~。

今日の教訓。大事なのは中~低音だなぁ。高音がきれいに響いても、低音になると響かず聞こえなかったら何にもならないもんね。
と言う訳で!また今日から練習頑張るぞ☆

 後日談。。。。なんとヴィオレッタ役、風邪をひいていたらしい。この日を境に声が出なくなってしまった。
風邪を引いていても、高音をしっかりと出し、響かせるあのプロ根性!さすが☆