2004-09-18

カヴァレリア・ルスティカーナ(マスカーニ) NHKオペラシアター

 ~ 出演:サントゥッツァ_フィオレンツァ・コッソット、トゥリッドゥ_プラシド・ドミンゴ、
      アルフィオ_アッティリオ・ドラーツィ、
      ローラ_ガブリエルラ・ノヴィエルリ、ルチア_ネルラ・ヴェリ
♪♪
♪ ストーリー ♪
 恋人ローラに裏切られたトゥリッドゥは腹いせにサントゥッツァと恋仲になるが、あきらめきれずにローラと不倫に走る。嫉妬するサントゥッツァが ローラの夫アルフィオに妻の不倫を告げ、アルフィオはトゥリッドゥに決闘を申し込む。トゥリッドゥは母に別れを告げ決闘に向かい、命を落とす。
♪ 感 想 ♪
 この蒼々たるメンバーで、しかも映像として観るのは初めてだったのでものすっごぉ~くわくわくドキドキして出掛けたのですが・・・・期待に違わずどころか!!期待以上に凄かったドミンゴΣ(☆◇☆)
ドミンゴはこの日、二つの劇の主役を(しかもトゥリッドとカニオ!なんて重い役)見事に歌いきっていて、終わった後体力と喉は大丈夫だったのだろうか、倒れたりしなかったのだろうかと心配になるくらい素晴らしかったのです。

カヴァレリアは前奏曲から何から何まで好きな曲ばかり、サントゥッツァのアリアは北京で老師に学んでいた曲でもあったので、思いっきり楽しんで入り込んで観ることが出来ました。
 ドミンゴはさすが!最盛期とあり艶やかな、どこまでも伸びるのではないかと思わせる素晴らしい歌声。
 人間的に「トゥリッド」はどうか?と思うのですが(笑)、でも「恋に狂った男」をとても上手に演じ歌い上げていました。

 サントゥッツァ役のコッソットはそれはもう素晴らしく、連続してあんなに歌い上げてよく喉と体力が持つものだなぁと感心しきり。
一つだけ難点と言えば、歌っている時の顔が怖いことですが、それ以外はもう背筋がぞくぞくくるくらいの歌声と演技力でした!

最後の「マンマ・・・!!」から始まるトゥリッドのアリアは、母に対し決闘で死ぬであろう自分からの最後の別れ~けれどそんなことを少しも母に気 取られないように、酒に酔った振りをするという難しいアリアです。
CDでさえ泣けてしまう私。もう涙ボロボロと言うより恥ずかしい話し号泣するくらい良 かった!
ブラーヴォ!!のドミンゴでした。