2003-12-18

腰で支えることが重要

  「A(ア)」母音から始まった発声練習。    
 他のレッスン室から「喉に力のかかった力任せに出る限りの音量で歌い上げている」悪い典型例の男性(失礼!)がいて、よく老師に言われることなどから、考えさせられてしまいました。    
「確かに音量もあるし、声も出ているけれど(ハイEも出ていた)聴き辛い歌声だなぁ」    
と益々自分自身気をつけねばと思いました。    

 「口の周りのリラックス」「顎の引き」「舌の状態」「喉を飲み込むように」は、「A(ア)」母音も含めなんとなく形になってきたものの、やはり油断すると忘れやすいのが    
「鼻の下・上唇を前、上へ摘まみ上げられるような感覚」    
 油断する、忘れるというよりも、意識が足りなくなるというのが正しいようです。意識しているんだけど、段々疲れて?慣れて?か足りなくなるので、    
「何が何でも、他を置いといてもまず一番に意識することが重要」    
 と念押しされてしまいました。う~ん。。。。意識しているんだけどなぁ。。。まだまだ足りないらしい。。。    

 「A(ア)」から「E(エ)」母音への変化も、「U(ウ)」から「A(ア)」母音への変化も    
「鼻の下と上唇を意識し、外側から内側・お腹に引っ張る感覚」    
を重々気をつけるようになってから、だいぶ安定してきました。    
 ただし!あまりに意識しすぎて、目線が天井を見すぎたり、眼に力が入りすぎたり、手に力が入りすぎて変な風に反ってしまったり。。。と、とてもじゃないけど優雅でも美しくない歌い方になることがあるのでw、老師のよく言う    
「反作用(力を入れる所は入れるが、抜くところは抜く)」    
を体得しなければ、老師に毎回デフォルメされた真似(物凄い顔・・・そこまでひどくないと思うんだけど(^^;)をされてしまいます★     

 「I(イ)」母音から「E(エ)」母音への変化は、少し他より難しく、    
「鼻の下への意識」と「口形・舌の状態を変えない」    
を他の母音以上に気をつけねばならないと感じました。    
 「I(イ)」は「U(ウ)」母音を少し変化させるだけで、覚えやすかったのですが、これを「E(エ)」母音に変えるとなると喉声や舌が盛り上がりすぎたり、前へ飛ばない声になりやすいので、ゆっくりと鏡を見ながらの練習が必要です。    

 さて、今日は「castadiva」をゆ~っくりと練習しました。    
 普通に歌っても、なかなか息が続かず難しいのに、更に更に!!ゆっくりと歌えと言われいやはや大変でした。    
「足の親指で立つ感覚で、少し前傾になり、腰で支えなければ息を溜め込み、呼吸を支えることは出来ない」    
「お腹の下をもっと、外側から思いっきり押されてもへこまないくらいに」    
と注意されました。↑の姿勢を意識しつつ、歌うとだいぶ息が続くのですがそれでもやはり「余裕ある歌い方」にはも少し遠いので、身体作り・呼吸法をもっともっと練習しなければ☆     

「頚椎は気持ち後ろに反らせ、下顎は胸・鎖骨と鎖骨の間に落ちるように、上の歯が抜け落ちるような感覚」    
と今までの注意点も(もちろん鼻の下・上唇を意識を一番に!)意識しながら、少しは進歩ある「castadiva」が歌えて来たようです。声も外に飛ぶようになってきたし♪     
 でも「試験では歌ってはいけない」と釘を刺されましたが(^^;    

 あとたぶん試験で歌うことになる「フィガロの結婚」の「Porgi amor~」。    
 これもゆっくりのテンポで練習し、↑の注意点を忘れさえ(足りないところが無ければ)しなければ何とか「進歩した」との褒め言葉をもらえることが出来ました。    

 フォームが安定してきた今、大事なのは意識する以上に「息を続かせること」と「目線・表情の美しさ」です。何よりも「眼に力が入り過ぎないように」、「息・音量を出しすぎないように」歌うことを意識せずとも出来るようにならなければ☆