2003-11-26

この曲には1年かけたかった。

 まず、1時間の発声練習から始まりました。    
「U(ウ)」の母音で、    
「鼻の周りと頬骨をあげ、鼻と鼻の間が前・上へ引っ張りあげられる感じ」    
「下顎を地面に落っことしたように脱落する感じ」    
をしっかり確認し、「A(ア)」の母音へ。    

 最近ようやく下顎の脱力と「A(ア)」の母音を前に自然な感じできれいに響かせることが出来てきました。    
不思議なことに、きれいに響くと力を使わずともしっかり届くというか。。。。音量がいらないということが初めて身体でわかった気がします。    
特に、身体や喉に力を全く使わないので、歌っている時も終わった時も身体が楽なのが不思議です(もちろん力を入れるべきところには入れていますが)。    


そして、今日はこのあと    
「口をなるべく開かずに歌う」    
を徹底的に練習しました。これに加え、口の外側を出来るだけリラックスして、口の中だけで歌うというのが、老師の理想とする歌い方であります(もちろん高音は別)。    

 なんて難しいことを要求するんだろう。。。とw思っているんですが、確かに歌う顔はきれいだし、何より声がとてもきれいに響くのです。    
老師曰く    
「口を小さく開くと、そのぶん音が密集させられるので遠くまできれいに響かせることが出来る」    
なのですが、今日は実は初めてきれいに!!自分でもびっくりするくらい響く音が出せました!!    
 まだ手探り状態ではあるのですが、口を開いて歌っている時とは、本当に響きが違うので    
「多分、明日のれっすんでしっかり固めることが出来るのでは・・・?!」     
と自分でもどきどき☆していますw     

 発声練習の後、歌に入ったのですが、    
「Porgi amor~」は・・・・どこかで「時間が無い」と焦っているのでしょう。喉についつい力が入って歌いづらい。。。さっきまでのあの声はどこに行ったの?という感じ。    
老師に一つ一つ訂正してもらいながら、深呼吸し落ち着かせながら歌っているのですが、まだまだ☆     
それでも、前に比べれば段違いなのですが・・・・心と声は直結しているんだなぁとつくづく思います。焦ってもどうなるものでもないのに、というか焦れば焦るほどひどくなるのですから、精神的に穏やかにいつでもなれる。。。。これが今一番重要課題かもしれません☆     

「カヴァレリア~」は・・・今日半分までレッスンをしました。    
実は自分で、歌えるかどうか半信半疑であったのですw でも・・・・・不思議なことに、老師に手ほどきを受けて歌っていると「どんどん曲になる!」のですね☆     
自分でも、部屋中にしっかり響く「カヴァレリア~」が歌えました♪やはり、この「A(ア)」の母音(下顎脱力)が出来るのと出来ないのとは雲泥の差だ!と歌を歌うと強くつよく実感します。    

「ほら見ろ!素晴らしく歌えただろう~!」    
と満面の笑みの老師が次に発したのは    
「この曲は1年かけて仕上げていきたい曲なんだ!」    
でした。    
 こういう言葉を聞くと、1つの曲にここまでこだわる老師ともうすぐお別れがとても悔しいなぁと(続けて受けられる他の生徒さんが羨ましくも)思ってしまいます。。。。    
いやいや!まだ3ヶ月はある!!明日はサントゥッツァのアリアを中心にれっすんです。。。その為にもゆっくり休養せねば。。。