クラシカジャパンにて「マゼールin平壌」を放映。
ドボルザーク「新世界より」と大好きな曲だったので見ました。
何十年も前、まだ中国が未知の国・怖い国だった頃
パヴァロッティ達がコンサートへ行き、
團伊玖磨先生を始め私の先生達が夕鶴を上演しに行ったこと。
それらと同じような感覚で
「文化や音楽を通じて交流を、理解しあおう」
という意図だったようです。
最初は平壌の観客も、ものすごい固い表情。
西洋人らしき観客だけが笑顔で拍手していたのですが、
段々表情がほぐれ、笑顔で楽しそうにパンフレットを覗きながら隣の人と笑いあう。
そんな日本や欧米と変わらない観客席でした。
文化大革命真っ最中の頃、
團先生達が中国の音楽家と触れあい、
一緒に演奏し教えあった処から交流が生まれました。
その時に團先生の指揮でデビューしたのが北京の老師。
老師だけではなく、多くの中国人たちが(演奏することに餓えていた人達)
「日本は憎むべき人・国ではなく、朋友である」
となり、そこから広まっていったわけです(老師談)。
政府どうしの外交も大事ですが、
やはり一番大事なのは文化であり、庶民一人一人との交流ではないかと思います。
文化、芸術音楽を通して互いの国・人を知ることが偏見を無くすことにつながり、
理解と解決の道にもつながるのではないかと思います。
もちろん、拉致被害者の方々がはやく帰国出来ることも願っています。